「販売店~になった~ら、販売て~ん になった~ら?
とっもだっち100人失くすかな?」
マインドコントロールされた人間に絡まれる事ほど面倒なことはない。
何を言っても通じなく、相手への思いやりなど皆無である。
今まで見てきた中で大きく分けて2通りのタイプがあった。
一つは人に接近してくるタイプ。(高い確率で金が絡む)
一つは人と距離をとるタイプ。
後者の例は一度見たことがあった。宗教にハマり豹変してしまった友人を、
必死に楽しかったあの頃のあいつに戻そうと何度も説得を試みてた知人がいたが、
何を言われても神の世界にのめりこんだ人間には敵うはずもなく、嘆いていた人を思い出す。
でもその説得してた人間も自分のエゴを通したいだけに俺は映ったけど。
まぁこっちの心が太平洋でもない限り、もう付き合うのはゴメンという感じ。
友人を失くすのと、周りに迷惑をかけるのが仕事なのかと思ってしまう。
接近してくる代表ともいえるのが「ネットワーク販売」
多分にもれず、声が掛かったことがある。
その数5回!(もう一回あるのだが、友人からの速報を掴み防御)
自分の場合、回数が異常に多く、周りの人間がそれなりなのか
それとも自分が簡単に見られてるのかと思うと凹む。どっちもか?
ただ救いなのは声を掛けてくる人間はすべて一過性の知人、
すなわち環境が変わればもう会わなくなるような奴ばかりであるのが幸いであった。
自分はどちらかといえばネットワーク販売やカルトな宗教団体などを茶化すのが趣味で、気の合う友人もそういうのばかりである。だから、鳥肌実は大好き。
では本編。
商品を変えては懲りずに出てくるネズミ講。
ボッタクリ商品といい販売システムといい絶滅する気配すらない。
誘い方がまたやらしい。
記念すべき第一回は平成5年 19歳のときで、
相手は高校のそんな親しいわけでもないクラスメートからであった。
「久しぶり。今度の日曜会わない?女の子もくるから。みんなあいたがってるよ。」
こいつから遊びを誘ってくるなんてどういうことだろう?何して遊ぶんだ?
と、正直思った。
しかし女を臭わせてきた。瞬時に「あわよくば・・」を期待する。でもこいつは女に縁があるような奴ではなく、連れてくるにしても大したレベルでないだろう。かつてのクラスメートとはいえ、卒業してしまえば間違いなく疎遠になる奴である。俺はこいつしか知らないのに「みんなあいたがってるよ」という意味不明な言葉に少々疑問を持ちながらも待ち合わせを約束する。
当日、連れられるがままに行った所は普通の民家。2階の6畳間に通されると四角いテーブルにカタログを並べた女性が待機。
腰を下ろしてところですぐ事務的で一方的な自己紹介をされる。その最中
テーブルの上のカタログを何気に観察すると、会社概要、指針、流通などの
項目が確認できた。商品の項目をみたとき「こ、これはもしや!」と直感する。
「アムウェイ・・・」
「やられた」という思いと同時に「ついに俺にもきたのか」と思った。
その後は聞きたくも無い話をドップリと聞かされる。
とにかくおいしい事と「自分らは世界一」しか言わない。
あと、しきりに「夢の実現のために」やりましょう!と。
この説明で何人も落としてきたのだろうが、俺の心を動かす演説とするにはほど遠く、聞けば聞くほどうんざりするものだった。
「やる」と言うまで帰してくれなそうだし、「やらない」と言えば自分に付くまでハエ取り紙を振り回してくる。完全に軟禁である。
ここは保留を匂わす断りで脱出を試みる。(いわゆる京都風に)
「考えてみます」といってみる。が、これがまずかった。
相手にとってはもう一押しと捉えてしまうのだ。
この手の勧誘に共通してるのが「即日落とし」とでもいうのか、この場でこいつをキメなければという焦りがミエミエで、それが相手に不信感を募らせてるようにも思える。だって、普通の営業マンだって何度も通って信用を育ててやっと信頼にまでなったときに商談でしょ。それをつい10分前に会ったばかりの人間に売りつけようなんておかしい話である。
後にも記すが「夢」と「ベンツに乗り換え」の話は無尽講か否かを判断する
重要なキーワードになります。
あー言えばこー言う。「やりません。」と言えば半ギレで応酬。
この時点で自称一流企業の一員とはとても思えないんですが。。。
誘ってきた奴は横から黙って見てるだけである。
最後は半ば強引に席を立ち、出てきたわけだが
後を追ってきたクラスメートに言った。
「2度と電話してくんじゃね~ぞ!ボケェ!」
これが記念すべき一回目。
全然商売っ気を出さずにあたかも「遊びましょう」みたいに呼び出し、
いってみればこんな話。最初から中身を言ってしまえば相手が難色を示すのを
こいつらは分かっているのだろう。だからこういうスタイルをとっているのだ。
そういう部分はしたたかなのにいわゆる「ビジネス」の話になると矛盾だらけで会話が成立しない。
こいつらは一体どこまでシラフでどこまで洗脳されてるのか境界線をみつけにくい。
しかしこの 「久しぶり!」 と 「まず気軽においでよ」 というフォームは
マルチのお約束ですな。
「Nu-Skin」編 へ続く